大人の引きこもりの原因とは?5年引きこもった私が考えてみる

私は大学生だった2012年頃から引きこもり・ニートになり、20代の半分以上誰とも喋らない生活を送ってきました。

2018年頃から家族と話すようになって外へ出かけるようにもなりましたが、引きこもったときに連絡を絶った友人たちとは未だに連絡をとっていない状態です。

そんな引きこもりから少し前進した程度の私ですが、そもそもなんで引きこもるに至ったのか?巷で言われている引きこもりの原因と照らし合わせて考えてみます。

 

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巷で言われる引きこもり原因と実際の引きこもりニートが答え合わせ

巷では引きこもりの原因としてこんなことが言われています。

  • 人間関係に躓く
  • 就職活動の失敗
  • 受験の失敗
  • ゲームやインターネットへの依存
  • 親の過干渉または無関心
  • 両親の夫婦仲が悪い
  • いじめ
  • 学校に馴染めない
  • 職場に馴染めない
  • 職場での様々なハラスメント
  • ストレスを溜め込み過ぎる
  • 失恋のショック
  • うつ病
  • 発達障害の二次障害
  • 特に理由がない

もちろん引きこもりの原因や理由は千差万別だと思うのでこれ以外にもまだあるでしょう。

一例として引きこもりの私がこれらの原因を当てはめてみるとこうなります。

  • 人間関係に躓く △
  • 就職活動の失敗 ○
  • 受験の失敗 ✕
  • ゲームやインターネットへの依存 △
  • 親の過干渉または無関心 ◎
  • 両親の夫婦仲が悪い △
  • いじめ ✕
  • 学校に馴染めない ✕
  • 職場に馴染めない ✕
  • 職場での様々なハラスメント ✕
  • ストレスを溜め込み過ぎる ◎
  • 失恋のショック ✕
  • うつ病 ?
  • 発達障害の二次障害 ?
  • 特に理由がない △

◎…かなりあてはまる ○…あてはまる △…あてはまるところもある ✕…あてはまらない ?…わからない

項目については以下のサイトを参考にしました。
引きこもりの原因と9つの対策を徹底解説【統計的データも紹介】
引きこもりの原因12個となりやすい人の性格的特徴・解決策・対処方法

 

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私が引きこもりになった原因を項目別に考察してみる

ここからは先程あてはめてみた各項目別に、私が引きこもった原因を考察してみようと思います。

自分のことなのに考察?と思うかもしれませんが、私自身も自分が引きこもった原因について深く考えたことはなかったのでわからないことだらけです。今までは怖くて考えてこなかったとも言えます。

 

私の引きこもり原因をあてはまらなかった項目から考察

まずあてはまらなかった「受験の失敗」「いじめ」「学校に馴染めない」の学校に関する3項目について。

受験に関しては中学まで地元の公立で受験はなし、高校と大学の受験を経験しています。

高校受験は第一志望の高校に合格。大学受験は第一志望には落ちたものの、第二志望の大学に現役で入りました。大学受験は失敗したとも言えますがまあ許容範囲で、引きこもる原因ではありません。

いじめは中学生の頃に一瞬ありました。無視されるというよくあるやつ。とはいえ部活内だけでの話だったし、当時の私は学校より塾が好きでそちらに居場所があったため大丈夫でした。また無視自体も1ヶ月やそこらで終わった覚えがあります。

学校に馴染めないに関しても同じで、馴染めなかったときでも幸いなことにいつも別の居場所がありました。

 

続いて「職場に馴染めない」「職場での様々なハラスメント」は会社勤めをしていないため✕です。一応アルバイトはしていましたが、当時のバイト先はわりと気に入っていました。

また女性に多いという「失恋のショック」もありません。

「うつ病」「発達障害の二次障害」については医師の診断を受けていないため?の「わからない」としました。

 

私の引きこもり原因をあてはまった項目から考察

「人間関係に躓く」は△の「あてはまるところもある」としましたが、これは微妙なところです。というのも、特別嫌な人が居たとか関係に悩んでいたとか言うわけではないから。当時私の周りは基本的には好きな人が殆どで、小さい悩み事こそあれどそこまで悩ましいことはありませんでした。

ただいくら好ましい人たちとの間であっても、人間関係というのは大なり小なり疲れるものだと思います。これは昔からあったのだけれども時々「今の人間関係をすべてやめてしまいたい」などと考えることがありました。別にある主要な原因のせいでうつ状態になったとき、それを本当に実行してしまった……というところでしょう。(「でしょう」としたのはまだ自分でも分析しきれてないから)

続いて「就職活動の失敗」は○の「あてはまる」です。当時はちょうど就活をしていたところでしたが、周りの殆どが内定をもらっている中、私は1社の内定もありませんでした。引きこもる直前の状態としては面接が進んでいる企業もあったしまだ完全に就活が終わる時期ではなかったものの、後述する主要な原因と関係しているところもあり、あてはまるとしました。

「ゲームやインターネットへの依存」は△です。ゲームは特にやっていませんが、インターネットは依存気味だったかな?なんというのか、インターネットが原因ではないけれど、インターネットがあることで引きこもりになりやすかったという感じ。とはいえインターネットにはかなり助けられたし、今もこうやって発信することで助けられています。

 

「親の過干渉または無関心」「両親の夫婦仲が悪い」は私が引きこもった主要な原因となります。

まず「両親の夫婦仲が悪い」が△なのはそのままで、完全に険悪なわけではないけれど互いに不満が溜まっていて愚痴を言う状態です。

次に「親の過干渉または無関心」については私の場合「親の過干渉」が◎となります。両親、特に父親は常にどこへ行って何をするのか把握したがり、毎日家を空けていると注意されるが家に居ても注意されるような状態でした。同じく◎にした「ストレスを溜め込み過ぎる」とともに、詳しくは以下の記事に書いています。

親の過干渉で大学生のとき引きこもった私が伝えたい2つのこと
大学生になっても親に干渉されると辛いですよね。私は大学生のときに親の過干渉が耐えられなくなり引きこもりになりました。...

親の過干渉から少しでも逃れるためには自立して家を離れるしか無いわけですが、この頃の私は前述のように就活も上手く行っておらず1人立ちする未来も見えませんでした。自立したい……でも就活上手く行かない……自立したい……の無限ループ状態です。

 

最後に△にした「特に理由がない」について。これも意外とあると思うんです。私自身「なーんか全部疲れちゃった!」と思い引きこもりになったところがあるので。本人も気づかないような小さな原因の積み重ねで疲れてしまい引きこもる場合、「特に理由がない」となるんじゃないでしょうか。

 

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当事者が考える引きこもる原因は「先が見えず逃げ場所がない」こと

こうして自分が引きこもりになった原因を改めて考えてみると主要な原因(親の過干渉)はあれど決してそれだけで引きこもったわけではなく、複合的な原因によるものだったなあと思います。

私の場合、親の過干渉があったとしても何かしら相談できる場所や逃げる場所があれば引きこもりにはならなかったでしょう。

実際中学生の頃に軽いいじめにあったり、その他にも中高生頃は学校に馴染めない時期というのもありました。

それでも当時引きこもりにならなかったのは、塾であったり部活であったり、何かしら別の居場所があったから。またいじめにしろ学校に馴染めないにしろ、中学や高校の長くても3年間を耐えきれば終わることは明確だったため、別の居場所でストレスを発散するだけで耐えられた。

しかし大学生で引きこもった当時は自分が楽しく過ごせる居場所自体はいくつかありましたが、そこでストレス発散するだけでは耐えられませんでした。

何せ親というのは学校のように何年経ったら卒業というわけにはいかないから。先が見えなくてもう一生続いていくように果てしなく感じてしまって。

もちろん例え準備なんか出来てなくても自分の意志で家を飛び出すなり出来たとは思いますが、自分はそこまで強くなれなかった。

また楽しい居場所に「親の過干渉」という問題を持ち込んで真剣に相談できるような逃げ場所もありませんでした。

逃げ場所がないというのは「自分の中でそう思っただけ」であって、実際に相談すれば真剣に聞いてくれる人も周りには居たと思うけれど、当時の自分が「この人なら相談できそう」と誰のことも思えなかったんですよね。(この辺のことは以前の記事に詳しく書いています。)

抱えている問題を相談しづらく「誰にも理解してもらえない…」なんて思い始めることが引きこもりの入口となる気がします。

 

あとがき

今回書いたことはあくまでも私一人の経験に基づいたもの。

自分がそうだったからよくわかるんですが、引きこもっているときに「引きこもりは○○だ」などと決めつけるような発言を見ると「それは違うよ!!」と思うこともたくさんあります。

だからここに書いていることを見て、引きこもっている方にそっくりそのまま当てはめることはどうかしないでください。

「もしかしたら重なる部分があるかもしれない」程度に考えて参考にしていただけると幸いです。

 

さて、自分自身もまだ完全に解決したわけじゃないだけに、振り返るのは難しく時にしんどい作業でもありました。

それでもこうして書き出してみることで多少は冷静になれたり、今まではわからなかった気づきがあったり、少しは前に進めたんじゃないかと思います。

他人の批判を気にして0になるより、マイペースでも1がいい。

そう胸に刻んで今後も歩みは小さくとも、徐々にでも前に進んでいきたいです。

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