親の過干渉で大学生のとき引きこもった私が伝えたい2つのこと

大学生になっても親に干渉されると辛いですよね。

私は大学生のときに親の過干渉が耐えられなくなり引きこもりになりました。

それから7年程経ち少しだけ状況が改善した今、当時を振り返って過干渉からどのように引きこもるに至ったか?について書いていこうと思います。

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理解されない?大学生の私が受けた過干渉と当時の心境を振り返る

私の場合の「親の過干渉」とは具体的に言うと

  • 常にどこへ行って何をするのか把握したがる
  • 基本地元で22時の終バスが門限
  • たとえ連絡しても当日の外泊(機会があっても年に1~2回程度)はダメ
  • 毎日家を空けていると注意されるが家に居ても注意される

……などなど。他にもあるけれど、ちょっとうまく言葉にできない。

あと過干渉とは少し違うのかもしれないけれど、「自分の好きなことに親の理解がない」という点も堪えましたね。具体的に言うとバンド活動やライブ鑑賞です。これらの活動は夜が遅くなることも多くて、そうした点で折り合いをつけることが難しかったというのもあります。

こうやって書いてみると一見当たり前のことじゃないか?と思われそうです。実際もっと厳しい家もあるでしょう。

しかしこれが中学生の頃ならまだ周りも同じようなルールの家が多くてよかったのだけれど、高校生、大学生になるにつれて状況は変わってきます。

私の周りではここまで干渉されている子はほぼ居なくて、特に大学生になれば皆自由にやっていました。似たように厳しい家の子も大学生になると自由を獲得しており、尚のこと自分だけが縛られているような気分に。

それでもこういう家庭の事情というのは周りと比べるものではないと自らに言い聞かせて我慢してきました。当時は「よそはよそ、うちはうち」というよく言われる言葉を脳内で復唱していました。

またネットで親の過干渉についての悩みを時々検索していましたが、出てくるのは厳しい言葉ばかり。知恵袋で私より厳しい過干渉を受けている方が相談しているのに対して「親に養ってもらっているうちは何も文句は言えない」というような回答をいくつも見ました。

そうした回答を見て「その通りだよなあ…」と思った私はさらに我慢を重ねていくことになります。

当時の友人たちには愚痴をこぼす(親が厳しいんだよね程度の)ことはありましたが、自由にやっている友人たちに相談したところで「わかってもらえないだろう」という思いが常にあってあまり深く相談することはありませんでした。

周りの人たちは信頼できる人も多かったし、実際家庭以外のこと(人間関係・進路・恋愛etc)についてはそれぞれの友人や先輩に相談していました。でも家庭のことはなかなか同じようには出来なかった。

時々軽く相談しても返ってくる言葉が理解されていないように思えてますます話さなくなる……という悪循環だった覚えがあります。直接は言わなかったけれど「そうは言っても君らは自由じゃん…」と八つ当たりに近い感情に。友人たちに悪気はないしごく普通の回答だったと思うんですけどね。

それから引きこもる直前の末期になると、自分の部屋でよく泣いていました。気付かれないように。

友人たちの前でも多少元気のない姿を見せたと思いますが、当時は就活中だったこともあり「就活が大変なんだな」程度に思われていたかと。前述したように家のことは殆ど相談してなかったしね。

 

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「甘え」と言われても我慢し続けると爆発します!引きこもりが長期化した理由

そうして我慢し続けた私はついに耐えられなくなります。糸がプツンと切れた感じ。

溜まってきた膿が爆発したと言ってもいい。

私が家庭の事情は他人と比べるものではないと我慢してきたにもかかわらず、親の方からは「○○さんちの✕✕ちゃんはもう仕事をしていて偉い。」「△△さんちの□□くんは働きながら大学へ通っていて偉い。見習いなさい。」なんて言葉をかけられたりしたことも追い打ちに。

いや確かにその子たちは私より努力もしていて偉いのだけれど。そんなこと言うなら私だって他人の家と比べて言いたいこといっぱいあるよ?「家庭の事情は他人と比べるものではない」と我慢してきたのに他人と比べられて、私はなんで我慢してきたのだろう?と思ってしまった。

「ああもうダメだな」と思った私は1日中ベッドの上で何もしなくなります。いや正確に言うとずっとスマホはいじってました。

というのも常に何か情報を入れていないと嫌なことを思い出して泣いてしまうからです。そのため関係のない情報を追い立てられるように読んでいました。意図的に思考停止状態にしていたのです。

そして学校へ行かなくなります。バイトだけはシフトが入っていたのでしばらくはなんとか続けたけれどやがて辞めました。

また両親と一緒の場に居るのが苦痛だったためご飯の場(ダイニング)へ行かなくなります。(そうしたらありがたいことに部屋までご飯を運んでくれました。今は本当に感謝しています。)

こうして徐々に引きこもっていきました。

 

しかし当初は本人としてもここまで長く引きこもるつもりはなく「とりあえず2~3ヶ月ほど休みたい……」と思う程度。

長期化が決定的となったのは、両親が私が嫌と言っても無理矢理友人を家に連れてきたことでした。

その頃はまだ母と少しは喋っていたのですが、ある日私の友人2人を家に連れてくると言い出します。私はそれを聞いて全力で拒否。何度も「嫌だ」「やめて」と言ったものの聞き入れられず両親は2人を家に連れてきました。

別に友人2人が嫌いなわけではありません。むしろ好きですし、私のためにわざわざ家までやってきてくれる行為自体は嬉しいことです。

でも当時は好きであろうとなかろうと誰とも関わりたくなかった。人間関係すべてが無理でした。

この出来事をきっかけに「私が何を言っても聞き入れてもらえないんだ…」とより一層強く思うようになり、「何を言っても無駄だ」と母とも完全に喋らなくなります。喋る気力が尽きた、とも。

こうなるともうこの状態から抜け出すのは困難です。

1年2年と経ち、あっという間に5年以上の月日が経ってしまいました。

 

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親の過干渉で引きこもった私が伝えたい2つのこと

以上のような経験から私が伝えたいことは2つあります。

  1. もし周りに引きこもりが居ても、無理矢理何かをするのは逆効果
  2. ネットや他人の言葉に惑わされず、自分が辛いと思ったら辛いのだと認めていい

 

まず1つ目の「もし周りに引きこもりが居ても、無理矢理何かをするのは逆効果」について。

私の引きこもりが長期化した理由でお話しましたが、引きこもるような心理状態のときの人間は他人に対する信頼が薄いです。誰とも関わりたくないし誰のことも信じることが出来ません。

そんなときに本人が嫌がるようなことを「無理矢理」されるといよいよ誰のことも信じられなくなります。

そうなると誰かの助けを借りることも難しくなり、引きこもりを解決するどころか私のように長期化してしまう可能性が高いでしょう。

 

2つ目の「ネットや他人の言葉に惑わされず、自分が辛いと思ったら辛いのだと認めていい」は私が一番伝えたいことです。

私が引きこもりになっていく過程を振り返ってみると、ネットでよく見かけた「親に養ってもらっているうちは何も文句は言えない」という言葉が楔のように打ち込まれ、「しょうがないんだ。我慢するしかないんだ。」と思い込んでいました。

またネット上には私以上に干渉を受けている方の書き込みも多く見られ、「私はまだまだましな方。これくらいで辛いと言ってはいけない。」とも思っていました。

しかしながらこれらの思い込みを信じた結果が引きこもりです。自分が辛いと思えば辛いのです。

引きこもる前の私も他人に対しては「その人が辛いと思ったら辛いんだよ」なんて偉そうに言っていたんですけどね。それを自分に適応することはできませんでした。

「親に養ってもらっているうちは文句は言えない」っていうのは今でも一理ある(いやかなりある)とは思ってます。ただね、この言葉にあまりに縛られすぎるとしんどいです。

この言葉に縛られて何も言えなくなるくらいなら、素直に「辛い」とか「嫌だ」とか親にぶちまけてしまって迷惑をかけた方が何倍もいいです。我慢して我慢して引きこもりになる方が親の側としても結果的に迷惑を被りますしね。(もちろん言ったところで理解されないこともあるだろうけど…うちもそうだったし。)

当時の自分を思い返してみて、「自分は辛いと認めていいんだ」と思えるだけでもだいぶ違ったんじゃないかな?と思います。

具体的にどう違ったかまでは想像しきれないんですが、それでも自分が辛いことを認められていたとしたら、引きこもりではなくもうちょっと前向きな方法で解決を模索できたような気がします。もしくは引きこもったとしてもここまで長くかからなかったのではないだろうか。

ですからもし現在親の過干渉や引きこもりに悩んでいる人が居たら、「自分は辛いんだ」と認めてあげてください。

私は「自分は辛かったんだ」と認めて自身を責める手を緩めたときに少し前へ進めました。

 

あとがき

私は引きこもってから今までの期間にもネット上で何かを発信したことがありました。

しかし引きこもりであることを発信したことはありません。

「甘えてる」などの批判を受ける恐怖や、引きこもりと思われたくない小さなプライドがあったからです。

自分自身で今の状態を「甘えである」「何をやっているんだろう」と思うことはしばしばあり、また思うだけ思って行動できない自分に更に落胆するスパイラル。

それでもこのブログのタイトルを「アラサー引きこもりニート、断舎離する」と銘打って引きこもりやニートの状態を隠さず書くようになったのは、たとえ批判されたとしても前に進みたいから。

だから今回の記事でも「これ書いちゃっていいのかな?!」と思うような恥ずかしいところまで書いてしまいました。もうどうにでもなれ!なんてね。

私自身もまだ完全に解決したわけではありませんが、親の過干渉や引きこもりで悩む人がこの記事を読んで少しでも何かを感じてくれたら嬉しいです。

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