2012年頃から2018年はじめまで完全な引きこもり・ニートだった私。
現在は外へ出かける日もあって引きこもりではなく、またネットでお小遣い程度のお金を稼いでいるため完全なニートでもありませんが、未だ自立までは至っていません。詳しくは以下の記事に書いています。

そんな私がミニマリストという概念に出会って憧れ、本格的に断捨離をはじめて1年ちょっと。
引きこもり・ニート、ひいては現在の自分が断捨離をする意味とは?と最近考えるようになり、なんとなく答えが出た気がするので書いていきます。
ニートが断捨離してミニマリストを目指す大きなメリット
引きこもりやニートが断舎離する意味を考えたとき、もっと他にやることがあるんじゃないか?と最初は思いました。
具体的には就職を目指して職業訓練校に通うとか就職活動をするとか、もっと初期の段階では各自治体の支援センターへ行くとかカウンセリングを受けるとか。
しかしこれらの行動を起こすことは大きな勇気がいります。長期間の引きこもり・ニートであればなおさら。
実際私自身もこれらの行動は起こせていません。両親は自治体の支援センターへ通っていました(現在コロナ禍で行っていない)が、一緒についていくところまではいかず。
一歩踏み出してしまえば大きく動き出すのだろうと思う反面、その一歩が難しいから引きこもり・ニートになったんだよなあ……と思います。
かたや断舎離することについて考えてみると物を捨てる事自体は取り組みやすいものの、断捨離して物を減らしたからといってお金が入ってくるわけでもなく(要らないものを売れば少し入ってくるけど)、自立できるわけでもない。
ないんだけれど、物を減らすことによって自立するハードルを下げられるのでは?と最近よく思うのです。
自分の持ち物が少なければ狭い部屋でも生活できるため、自立して住まいを探すときに選択肢が広がります。具体的に言えば広い部屋でなくてもいいから家賃が抑えられる。
また少ないもので生きていければ、物を買うために多くのお金を使わずに済みます。
完全にお金を使わないことはもちろん不可能だけれど、物を減らして様々な維持費が減れば、いざ自立するとなったときの精神的負担が小さくなりそうです。
この考えに至ってからは、自立するための準備として断捨離をすることは結構意味があるかも?と思うようになりました。
働きたくないニート×ミニマリストは相性がいい!?
断舎離によって自立のハードルを下げられるということは、働きたくない(or働けない、働くのが怖い等)ニートとミニマリスト的思考って実は相性がいいのでは?と思い始めた最近。
ミニマリストというと物が少なく何もない部屋で暮らす人を思い浮かべるかもしれませんが、私としては愛読しているブログ「ミニマリスト日和」のおふみさんが言っていた
・自分にとってモノの適量がどれくらいなのか探りながら暮らしている人
なおかつ
・モノが多いより少ない方が、心地いいと感じる人
という定義が一番しっくりきています。
この考え方に沿うと、卒業アルバムなど思い出のものまで全部捨てるなんて無理!という人でもミニマリストは目指せることがわかります。私もそうですし。
自分にとっての物の適量を探り、物が多いより少ない方をよしとすることで、自立するハードルも自然と下がっていくはず。
そのため現在引きこもりやニートの方で、ちょっとでも変わりたい!何かやりたいけれど何をしたらいいかわからない!なんて方には断捨離や掃除を勧めたいです。
私自身は最初に洋服を大量断捨離しました↓

引きこもり・ニートと一口に言っても千差万別なので、中には掃除や断捨離する気力なんてわかない……という人も居るでしょう。そういった方は無理することはないと思います。
もし可能であれば小さなもの1つだけでも捨ててみたら、気持ちが変化するなど何かのきっかけになるかも?
なんて私もまだまだ道半ばで偉そうなことを言える立場ではないのですが、もしこの記事がきっかけの1つになったとすれば嬉しいです。
あとがき~最近低迷していた断捨離の新たなモチベーションとなった
ここ数ヶ月の定点観測や増減記録でも言っているように、本棚の中身を空にしてからは燃え尽き症候群(大げさだけど)のようになり、断捨離のモチベーションが下がっていました。
なかなかモチベーションが上がらない中で今現在の私が断捨離する意味とは?と考え出し、今日の記事に至ったわけです。
今現在の私が断捨離してミニマリストを目指す意味は、少しでも自立のハードルを下げるため。
そう思ったら再び断捨離する意欲がわいてきました。まだ以前ほどではないけれど。
少しずつ、徐々にでいいから物を減らしていきたい。いや、減らしていきます!
最後に余談ですが、引きこもり・ニート関連の記事を書くたび思うのは精神力を消費する!ということ。
以前も書いた気がするけど、自分自身がまだ完全に自立して回復できたわけじゃないから、偉そうなことを書きながら自分はどうなのよ?と常に問い続けられている感覚。
でも回復途上という中途半端な当事者の私だからこそ書けることもある……かもしれない?という確信はないけどふんわりした思いで書いています。
本当はもっと引きこもり・ニート関連の記事を書きたい!と思いつつ、前述したように精神力を消費するため頻度が低くなってしまうのだけれど。
これからも高頻度では書けないかもしれないけど、時々でも書いていくつもりです。
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