一番良く使う移動手段は自転車のみずです。
突然ですが今日自転車に乗っているときに軽い事故を起こしました。
自転車を漕いでいるときにチェーンが切れて転けたのです。
幸いチェーンが切れた場所は車道ではなく自分の膝を少し打っただけ。また歩行者や他の自転車もおらず他人を巻き込まずに済みました。
事故が起こった瞬間は何が起こったのかわからず驚きましたが、しばらくして冷静になると落ち込むよりも思いの外ポジティブなことを考えている自分に気づいたのです。
事故を起こして最悪なはずなのに…なぜポジティブ思考になったか?
事故を起こした瞬間は呆然としましたが、しばらくして考えたのはこんなことでした。
「車道でチェーンが切れてたら大惨事だったな。誰も居ない歩道(自転車も通れる)でよかった。」
「チェーンが切れた瞬間周りに誰も居なくてよかった。下手したら巻き込んでいたよなあ。」
「チェーンが切れて転けたけど右膝を打っただけでよかった。変な転け方してたら大怪我してたかも。」
「転けたけど今日は偶然丈夫なデニムを履いていたおかげで傷が浅く済んだし服も傷つかないでよかった。」
「チェーンが切れた場所が家から遠くなくてよかった。なんとか歩いて帰れる。」
どれもこれも不幸中の幸いという思い。
もちろんこれだけじゃなく「チェーン切れるなんてある!?今日色々行きたいところあったのに最悪…」なんてネガティブな思いもありました。
でも頭の片隅に思った程度で、それより上記したポジティブな考えが脳内の7割くらいを占めていました。
今までだったら9割以上ネガティブな考えが占めていたことでしょう。
ではなぜポジティブ思考になったか?というと、自分でもこれ!とはっきり原因を言えません。
完全な引きこもりを脱した2018年以降様々な本や記事を読んでいく過程で徐々にポジティブに、というより開き直ってきたように思います。
とはいえ大きなきっかけの一つかな?と思えるのは昨年8月に「「感謝」で思考は現実になる」という本を読んだこと。
大まかに言うと日常のちょっとしたことに感謝すると願いが叶うという内容です。引き寄せの法則にも似ています。
正直書かれていることを100%信じられているわけではないのだけれど、普通のことは普通じゃない、当たり前じゃないんだと思い感謝するようになりました。
例えば今こうして五体満足で手足をはじめ体を自由に動かせていること。目も見えるし耳も聞こえるし匂いも味もわかること。
普段暮らしていると忘れていますが、体が正常に動いていることは当たり前ではありません。いつ不自由になるとも、動かなくなるともわかりません。
1日中この感謝の思考を継続できているかといえば忘れているときも多いですが、私はお風呂で湯船に浸かった瞬間思い出します。
「今日も温かい湯船に浸かることができる環境に居られてありがたい。今日も私の37兆個の細胞たち、問題なく動いてくれてありがとう。」
などと実際声に出して言ってます。ブツブツと。
こんな感じで感謝することが日常的になってきたので自然と「~でよかった」「~なことに感謝」というポジティブ思考になってきたんじゃないか?と思います。
とはいえ元来根暗でネガティブ思考な私。
ネガティブは捨てきれないしそんな自分が愛おしいとさえ思うことを次項で書いていきます。
未だに全ポジティブは嫌い。根暗でネガティブな自分も好き。
ポジティブ思考が多少板についてきたとはいえ、物心ついた頃から根暗でネガティブ思考が基本だった私。
今回の事故ではたまたまポジティブ思考を発揮していましたが、今でも基本はネガティブ思考です。
そしてそんな自分が嫌いじゃありません。むしろ根暗でネガティブな自分はアイデンティティの一部だし好きです。
根暗ネガティブじゃなかったら好きになっていないであろう音楽やお笑い、本や映画がたくさんあります。
特に音楽は今でもどこか暗い、ダウナーなものに惹かれる傾向があります。
嵐なんかも好きで聞くんですが、時々キラキラしすぎてまぶしい!!と思ったり。いや嵐も超好きなんですけど。
だからポジティブなんてクソくらえ!!くらいに思っていた時期もあるし、今でも多少はそう思っています。今日めっちゃポジティブ思考だったくせに。
「ポジティブ思考になりたい!」「ポジティブになろう!」と思うことって、根暗ネガティブにとってはなかなかの苦行で逆にネガティブが加速するように思います。
「ポジティブになれない自分はダメだ…」という具合に自分を責めちゃったりして。
だから無理にポジティブになろうとしなくていいんだと思ってるし、その方が気持ちがフラットになって結果的にポジティブに思えることも増える気がします。今日の私みたいに。
あとがき~ネガティブとポジティブの中間でいい
今日の事故は本当にびっくりしたし今後自転車の点検が今まで以上に必要だなと思い知らされたけど、大事故にはならず本当に不幸中の幸いでした。
気持ち的にも自転車の点検をせねば…という反省はあるものの、あまり落ち込んでいるわけでもイライラしているわけでもなく、非常にフラットです。
今までの私だったら絶対イライラしたり落ち込んだりしていただろうと思います。
自分でも気づかないうちに変化しているんだなと今回気づけました。
ただ今日は今までになくポジティブ思考を発揮したけれど、別にこの調子でもっとポジティブに!と気負うことはしません。
前述した通り根暗な自分も愛おしいので。
これからも下手にポジティブに振れ過ぎたりネガティブに振れ過ぎたりすることなく、ネガティブとポジティブの中間でいたいです。
どちらでもないフラットな状態こそ実は健全なのではないか?と思いますし。
ネガポジを自在に行き来したいですね。
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