古いBaby-G復活プロジェクトの記事(①経緯・②電池交換・③分解&掃除・④染色&組立)の第3回です。
今回の記事では電池交換後に行ったBaby-Gの分解&掃除について書いていきます。
電池交換もそうなのですが、Baby-GやG-SHOCKの分解&掃除を行う場合は全て自己責任でお願いします。
掃除&染色前に古いBaby-G(BGT-100)を分解
買った当時に数年間使い、その後10年以上引き出しの中に放置されていたBaby-G。分解するまでもなく汚れが目立ちます。
そのため前回の記事で行った電池交換後、染色をする前に分解&掃除をしました。
まずは分解から解説していきます。
前回記事の手順通り裏蓋を分解し、電池も動作確認だけしたら一旦抜きます。
ベルトの根元についている金属の棒にマイナスドライバーを引っ掛け、内側へ押して抜きます。この金属の棒はバネ棒と言いその名の通りバネのように伸び縮みするので、ドライバーで押して縮めたら上に引っ張ると外れます。
外れるとこんな感じ。端から見えているシルバーの棒がバネ棒です。
反対側のベルトも同じようにして外します。下の画像は両方のベルトを外した状態。横から見るとスケルトン部分の黄ばみが特に目立つ。
続いて金属の留め具を外します。下の画像で○をした辺りを親指で外側へ引っ張ると外れます。
留め具が外れました。同じようなやり方でスケルトンの樹脂部分も外します。こっちは留め具よりも力がいるかも。このときボタン部分が外れると取り返しがつかないため外れないように注意してください。
最小単位まで分解した状態。スケルトン部分をとるとBaby-Gなどと書かれた白い輪っか(画像右下)もついていると思いますが、これも外れます。また前述しましたが、私はここまで分解してから新しい電池を入れました。
Baby-G(G-SHOCK)の掃除方法
最小単位まで分解できたらBaby-Gを掃除していきます。G-SHOCKでも同じようにできるかと。
Baby-G(G-SHOCK)の掃除に必要なもの
- 歯ブラシ(使い古しでOK)
- 食器用洗剤
- 適度な大きさのプラスチック容器(私は弁当用の使い捨てプラスチック容器を使用)
分解したBaby-Gの時計部分と裏蓋部分を除いてプラスチック容器へ入れ、ざっと水洗いします。
食器用洗剤をまんべんなくかけます。
歯ブラシを使って汚れを落としていきます。下の画像は片手で写真を撮るため変な手の形になってますが、左手で部品を持って右手で歯ブラシを動かすなどしてゴシゴシしてください。
全ての部品を洗い終わったら水で流します。細かいところに洗剤が残らないよう念入りに洗い流しましょう。
流し終わったらよく水を切り、ざっとティッシュペーパーなどで水気を拭き取ります。あとは風通しのいい場所に置いて1日以上放置。細かい部分に水が残っている可能性があるので、一晩以上は置いた方が無難です。
あとがき
分解&掃除をすることでだいぶきれいになりました。
しかしスケルトン部分の黄ばみはこの方法で清掃しても落ちないため、まだ完全復活!とはならず。
ということで次回はBaby-G復活プロジェクト最終回、Baby-Gの染色について書きます。
―追記―
染色&組立についての記事を書きました↓

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