2012~2018年初頭まで完全にひきこもりニートだったみずです。
現在は時々出かけたり、ネットでお小遣い程度のお金を稼いだりはしていますが、完全に自立できたわけではないので半ひきこもりニートという感じです。
先日の記事で「今月から就職活動を始めた」と書きました。
が、この記事を書いてすぐに当初思い描いていた就職活動は失敗したのです。
就職支援サイトで面談、早ければ今月中から働けると紹介される
大学生のとき引きこもりニートになった私には職歴がない。
普通の就職活動をしたところで働き口を見つけるのは難しいです。
そこで私が頼ったのは引きこもりやニートなどで職歴がない人向けの就職エージェント。
検索してみると10近くの引きこもりニート向け、もしくは引きこもりニートでも使いやすい就職エージェントがありました。
そのうちの3つに申し込み、それぞれ初回面談を予約。
1社目のオンライン面談をzoomで行ったのですが、担当者の女性はこちらの話を決して否定せず親身になって聞いてくれました。
どれくらいの期間引きこもりだったのか?何故引きこもりになったのか?どうして今回就職しようと思ったのか?
などなど、引きこもりニートにとっては非常に話しづらい事柄を聞かれ一瞬泣きそうにもなりましたがなんとか説明。
その後は学生時代やアルバイトなどの経験から自分の好きなことや向いていそうなこと、逆に苦手なことややりたくないことを聞かれました。
一通り話し終わると担当者の方から
「4月以降は新卒の学生が入るので未経験向けの求人は減るんです。もし3月中に就職が可能であれば選択肢が増えますよ。」
と言われる。
その時の私は行け行けドンドン!早く就職して一人暮らしがしたい!!と思っていたため、
「3月中でも大丈夫です!」
と答える。
すると早速担当者の方は私の提示した条件に合って向いていそうな仕事をピックアップしてくれました。
その中から3社に申し込むことになり、面談は終了。
面談直後は想像以上の早い展開に心がザワザワしつつ、ようやく動き出した!頑張ろう!という気持ちでいっぱいでした。
翌日には別の就職エージェントの面談、数日後にはまた別のエージェントの面談を控えていました。
面談した日の夜、気持ち悪くて眠れなくなる。働くのが怖いことを再確認。
前述した1社目の就職エージェントと面談した日の夜。
ベッドへ入り眠ろうとしますが全く眠れません。
寝付きが悪いこと自体はよくあることなので、いつものことだろうとスマホを片手に寝落ちするのを待っていました。
ところがいつまで経っても眠れない。それどころか徐々に胸のあたりが気持ち悪くなってくる。
結局朝方まで眠れず、翌日も相変わらず気持ち悪くて吐き気が止まりませんでした。
実はこの症状には心当たりがありました。
2018年、引きこもりから外へ出るようになって約半年後。私はリゾートバイトに応募しました。
リゾートバイトとは観光地や温泉地などで数週間~数ヶ月間住み込みで働く短期バイトのこと。
私は旅へ行きたい願望も強かったため、遠くへ行けて働くリハビリにもなりお金も手に入るリゾートバイトはうってつけでした。
リゾートバイトへの応募も専門のエージェントがあり登録。同じように面談を予約しました。
その面談前日の夜、今回と同じく胸のあたりがムカムカして気持ち悪く眠れなくなったのです。
この時も当日の朝に面談はキャンセル。
自分の想像以上に働くのが怖いんだなと実感した出来事でした。
それ以来「週1~2日からでも働きたい」という気持ちは常に持ちつつ、行動を起こせないまま先日まで過ごす。
ただ「(外で)働く」「就職する」というアクションは起こせなかったものの、その間に生活リズムの改善・行う家事を増やす・断捨離を始める……などの行動はしていました。
一見自立するため、働くためには関係ないように思えるこれらの行動。
しかし働く以外の生活はしっかり送れている!という事実が自信に繋がり、今の私なら働くこともできるのでは!?と思えるようになったのです。
普通の生活が送れるようになった自信から今回の就職活動へと繋がったのだけれど、結果的に状況は変わっていませんでした。
根本的な問題が解決していないのだから当たり前なのかもしれません。
私が働けない根本的な問題とは?気持ちを切り替え次の行動を起こす
では根本的な問題とは何か?といえば、やはり心・精神的な問題でしょう。
2018年に外へ出るようになって以来、心や精神に関する本を何冊か読みました。重いものから軽いものまで。
またネットでもそういう記事が目に留まると読んでいました。
心や精神に関する記述を読んでいるうちに、私には考え方の癖がついているんだろうとぼんやり思うように。
その癖のせいで引きこもる以前の昔からずっと、どこか生きづらさを感じているのだろうとも。
そして自身の癖に気づいたり、それを正したりいなしたりしながら生きていくには、専門家の力が必要であろうことも感じていました。
専門家とはつまり精神科や心療内科の医師、またカウンセラーといった人たちのことです。
実は引きこもる直前の精神が荒れていたときも一度心療内科へ行ったことがありました。
でもその時は中途半端に元気だったこともあってか?強く振る舞おうとしたせいなのか?あまり問題視されず。
とりあえず精神が落ち着くお薬出しましょうか?と言われたものの断って終わってしまいました。
今思えば体の不調が多く出ていたわけでもなかったので、心療内科より精神科やカウンセリングへ行った方が良かったのかもしれません。
その後は心療内科や精神科へ行く機会はあらず。
ずっと行きたい気持ちはあったけれど、昨年いとうせいこうさんと精神科医である星野概念さんの対談本「ラブという薬」を読んでから「精神科ってもっと気軽に受けて良いんだな。やっぱり行きたいな。」欲が高まりました。
行きたい欲が高まったとはいえ、結局どの病院やクリニックへ行ったらいいのかわからなかったし勇気がいる。加えてお金もかかるため両親に頼みづらいという思いもあり、今日まで至る。
しかし今回の就職活動失敗という出来事を経て今の自分にできることを考えたとき、やっぱり精神科へ行き専門家の力を借りよう!!と決意して母に話しました。
するとあっさり了承してもらいました。本当にありがたい……感謝してもしきれません。もっと早く頼めばよかったのかも。
早速昨日近場のクリニックへ電話し予約しました。
また、並行して週1~2回から働くことを目指して近隣のサポステへ行く、ネット上など普通の就職以外で稼ぐ方法をより模索することもしたいと考えています。
面談をし気持ち悪くて眠れなくなった夜からここまで数日。
今までの私を考えると、失敗しても次の行動を考えて実行する速度が確実に上がっています。
これは進歩と言えるのではないでしょうか?
いや言える。他人からの評価は関係なく、自分でそう思います。
あとがき~失敗談を面白おかしく書いていこうと決意した
当初はこのことを書くつもりはありませんでした。
なんなら前回の記事を一時非公開にしたくらいで、「就職活動をした」事実すらなくそうとしていた。
就職活動開始早々挫折した自分が恥ずかしくて恥ずかしくて。情けないし、それって甘えでは?と自分でも思うし。
しかし後からどうせなら失敗談を面白おかしく書いた方がいいのでは?と思い直しました。
今回の記事に関しては真面目になっちゃってあまり「面白おかしく」はないけど、失敗したことも「失敗しちゃった!」と書くことでもしかすると同じように悩んでいる人へ届くかもしれない。
大多数の人には「甘え」と言われるだろうってビクビクしてはいる。
でも少数だとしても共感したり自分だけじゃないんだ!と思ってもらえればいいなと思います。
少なくとも他の方法を模索して前に進もうとしているので、たとえ批判されたとしても関係ない。
いや実際批判されたら豆腐メンタルだし凹むとは思うけど、あまり動じず自分の決めた道を進んでいきたいです。
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